本日はノリ打ちについて記事にしようと思います。
普段ノリ打ちをやっている方、そのやり方で大丈夫ですか?
お金が絡む事柄には、なぜか昔からトラブルがついて回ります。
交友関係に溝ができたり、大切な友達を失う可能性もあります。
ここでは、上記のようなトラブルを起こさないために、正しいノリ打ちのやり方と収支の計算方法をご紹介します!
ノリ打ちとは
ノリ打ちとは、複数名で最終的な収支を共有する(分け合う)ことをいいます。
語源は「考えや企画に乗る(=賛同する)」というところから来ているようですね。
ノリ打ちは勝ちも負けも共有し合う、言ってしまえば「運命共同体」です。
自分がマイナス収支を作ってしまったとしても、メンバーがプラス収支を作ってくれれば損失の機会を免れることもできるので、リスクを分散する機能を持ちます。
ただし、自分の勝ち分でメンバーの負け分を補填しなくてはならない場合もあるので、その点は承知の上で行うことが前提ですね。
ノリ打ちにはいくつかやり方があり、ここでは「完全平等型」と「プラス領域分配型」と称して説明していきます。
完全平等型
これぞ運命共同体!負けも勝ちも分かち合う!
文字通り、負け分も勝ち分も完全に平等にするタイプのノリ打ち方法です。
ex.)2人で遊戯した場合・・・
Aさんが結果-5,000円
Bさんが結果+12,000円
計算方法
Bさんの勝ち分からAさんの負け分(5,000円)を補填します。
すると残りは7,000円
これを2人で分配します。
最終収支
Aさん+3,500円
Bさん+3,500円
これが「完全平等型」です。
Aさんの最終収支が仮に-15,000円だった場合は、勝ち分で補填しきれません。
この場合は補填に加え負け分も同額となるように調整します。
プラス領域分配型(推奨)
これは勝ち分のみ分配する方法です。
ex.)2人で遊戯した場合・・・
Aさんが結果-5,000円
Bさんが結果+12,000円
計算方法
Bさんの勝ち分(12,000円)を2人で分配すると、6,000円ずつ分配することになります。
最終収支
Aさん+1,000円
Bさん+6,000円
これが「プラス領域分配型」です。
完全平等型と比較したとき、勝ち分を作った人のダメージが少なく、負け分の補填にもなるのでノリ打ちの際はこちらをおすすめします!
メリットとデメリット
ノリ打ちには様々なメリット、デメリットが存在します。
特にデメリットが多く、ノリ打ちの人数が増えるほど色々と管理が難しくなります。
メリット
- マイナス収支が緩和されることがある
- 高設定に座れる確率が上がる
イベント日などは1人より2人、2人より3人のほうが高設定の台に座れる可能性は高くなります。
特に、2~3台機種などでいずれかに高設定が使われている可能性がある場合は、個人よりチームのほうが狙いやすいといった特長があります。
デメリット
- 勝ち分の分配により自分が勝っていても最終的に負けることがある
- 投資額の把握が困難
- 個人のスキル・欲により時にストレスとなる
ノリ打ちするメンバーによっては個人の欲から投資額をごまかしたり、分配を頼りに薄い期待値を追ってしまうことがあります。
勝ち分を作っているメンバーからすると、ストレスや苛立ちに変わってしまうこともしばしば。
また、連番で遊戯できればいいのですが、遊技台同士が離れていたり、フロアが異なる場合は投資額まで正確に把握することはできません。
そのためノリ打ちの前提として「信頼関係が構築されている」ということが非常に重要です。
ルール・注意点
ノリ打ちを行う上で欠かせないのがこのルールです。
ルールを定めることでトラブルを未然に防ぐことができます。
トラブルを減らし、少しでも勝率を上げるためにもこのルール決めはメンバー内でしっかり行いましょう。
ルールについて
投資額の上限、報告方法、立ち回り方法、放棄条件など、あらゆるケースを想定してルールを決めておくとトラブルを最小限に抑えることができます。
例えば、良くあるのが投資額の上限を決めておくことです。
1人2万円以上の投資は自腹で行う。
先ほど述べた「勝ち分を作っている人」に対しての配慮と、負け分の上限を定めることで万一の事態にも許容が持てます。
分配金を頼りに必要以上に遊技されても投資が膨らむだけですので、このルールは適応することをおすすめします!!
この他、時間を決めて収支の報告を行ったり、誰かが勝ちだしたときの立ち回りの制限なども設けるといいかも知れません。
このようにルールを決めておくことで、メンバーが稼働しやすい環境を作るだけでなく、勝率を上げることもできるのです。
注意点
冒頭でも述べた通り、ノリ打ちはやり方を誤ると大切な友達を失ってしまったり、交友関係に溝が出来てしまうことがあります。
ノリ打ちを行う際は下記に気を付けましょう。
- 「完全平等型」なのか「プラス領域分配型」かを明確にしておく
- 投資額の上限を定めておく
最低でも上記事項については各自しっかり理解しておく必要があります。
後から相互理解に差異が生じないように、くどいようですがここは明確にしておきましょう!
ノリ打ちのまとめ
この記事では、ノリ打ちがもたらすリスクを最小限に抑える方法を踏まえ、ノリ打ちのやり方や収支の計算方法をご紹介しました。
ノリ打ちは、行うメンバーによっては勝率を上げることも可能な打法です。
立ち回りの面でも信頼できる人と行えるといいですね!(私みたいにヤケにならない人とかw)
それともうひとつ、できればノリ打ちは自ら提案しないほうが賢明かも知れません。
リスクの分散ができるにしても、メンバーの立ち回りや打ち方によっては負けに拍車がかかることもありますし、人と財布を共有することは人からお金を借りるのと同義です。
「2人のお金でお互い楽しもう?」と言われて素直に賛同できる人のほうが少ないようにも思えます。
ノリ打ちを行う際はなるべくノリ打ちについて理解のある人と。
そして、慣れたノリ打ちメンバーがいたとしても、改めてルール等を定めてトラブルの無いようにしましょうね!!
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