みなさんこんにちは。
平凡サラリーマンのやすおです^^
本日は「人物の背景をたった数秒で透過させる」オンラインツールをご紹介します!
私はyoutubeに何本か動画を上げていますが、そのサムネイル画像の人物の背景透過にはこのツールを活用しています。
目次
人物の背景を透過する
人物の背景を綺麗に透過するには、基本的に編集ソフトが必要になります。
また、複雑な画像素材では細かい作業が発生したり、意外と時間がかかってしまうものです。
これまでいろんなツールやアプリを調べて実際に試してきましたが、現段階ではこれを超えるツールは見当たりませんでした。
有償のものや会員登録が必要なものも多数ある中、ここでご紹介するツールは無料かつオンラインで処理が行え、かつ会員登録などは一切不要です。
たった数秒で、人物の背景が透過されます。しかも、スマートフォンにも対応している超便利ツールです。
ページ最下部にもリンクを張っておきますので、透過の方法、詳しい説明を見てから移動したい方はそのまま読み進めてください☆
背景透過の方法
このツールは全文英語になっていますが、それでも「超」が付くほど簡単に背景が透過できるんです。
1、緑色のボタンをクリック
まずは画面上部の緑色のボタン「Select a photo」をクリックします。
スマホの場合はフォトライブラリーの選択画面が表示されます。
以下、PCとスマホで操作方法はほとんど変わらないので、スマホで人物の背景を透過させたい方も是非参考にしてみてください。
2、透過させたい画像を選択
今回は「加工前」という画像データを選択して、実際に背景の透過を行っていきます。
画像を選択したらあとは数秒待つだけ・・・
ホントにこれだけで透過が完了しちゃうんですw
3、背景の透過が完了
たったこれだけで人物の背景が透過されます。
(ボタンのかけ忘れについては触れないでw)
これで一通り完了です。透過データの下にある「Download」から素材を保存して終了。
・・・ちょっと待って!!
首の右側辺り、、透過出来てない部分がある。
照明の光が黒い壁に反射してちょっと複雑な画像素材になってしまいました。
こういうデータではたまに下記のように一部透過に漏れが生じたりします。(それでもこれだけ綺麗に透過してくれるのですから驚きですよね!)
こういうときは上記赤枠で囲った「Edit」を使って透過部分の調整を行いましょう!
4、必要に応じて調整
ここからは透過が一部足りなかったとき、また、透過したくなかったけど透過が反映されてしまったときの対処法についてご説明します。
透過が足りないとき
「Erase」(消しゴム)で気になるところを透過することができます。また、失敗した場合は「Reset」で元の状態に戻し何度でもやり直せます。
残したい部分が透過されたとき
消しゴム機能の隣「Restore」を選択して対象箇所をなぞることで選択箇所の透過を解除できます。
透過の過不足があった場合は、基本的に消しゴム機能とこの「Restore」を使って、調整を行うイメージです。
比較的綺麗に透過してくれるのですが、画像素材によってはたまにこのような調整が必要になるのでこの工程は覚えておきましょう。
背景透過+α機能
実はこの背景透過ツールは背景を透過するだけでなく、透過した部分に色をつけたり任意の素材を背景として追加することができるのです!!
背景色の挿入
先ほど調整を行った「消しゴム機能」の下部に「Color」というボタンがあるので、そこから色の選択が行えます。
背景画像の挿入
また、背景画像に素材を挿入したいときは、「Color」の隣にある「photo」からサンプル画像やお好みの画像を選んで挿入することができます。
任意の画像を挿入したいときは、「Select a photo」をクリックして、素材を選択します。
実際に任意の画像を追加してみました!!
ここまで無料で、しかもオンラインで行えるってすごくないですか?しかし、驚くのはまだ早いです。
任意の画像を選択してそのまま「Save」から保存してもいいのですが、背景を少しだけぼかしたいとき、ぼかさなくてはならない時が結構あります。
そんな時は「BLUR」のメモリを右に動かすだけで、背景のみをぼかすことができます!!
ここまで汎用性の利いた人物の背景を透過できる無料ツールは恐らく他にはないと思います。
背景透過実験
ここからは、このツールがどこまで対応できるのかというのを標題に、色々と試していきます!
早速、下記条件の素材をこの背景透過ツールに読み込んでみたいと思います。
- 人物が複数人
- 奥行がある
- 人物以外(人形・食べ物・手のみ)
- 無色透明なもの
ちょっと難しそうにも思えるこの実験、果たして結果やいかに・・・
1、人物が複数人で透過
中々綺麗に透過されている・・・と思ったら、左端の女性の姿が!!あと、女性の持っているクリアファイルと丁度スネのあたりが一部透過されました。
【考察】ある程度まとまったところにフォーカスされ、そのポイントから離れてしまうと画像全体をカバーするのは難しい?光を反射するクリアファイルは厳しそう(そもそも人物でもないですよね・・・)
2、奥行がある素材で透過
手前の肘、後方に伸ばしている足までしっかり読み取れています。
【考察】前項同様に今回も複数名ではあったが、光の当たり方が比較的安定しているためか今回は成功。奥行もしっかりカバーできている。
3、人物以外での透過
まずは人形・・・
【考察】ぬいぐるみではないが、ある程度輪郭がはっきりしている人物味を帯びたものであれば読み取りが可能。
また、後ろ姿でも問題はない。
続いて食べ物・・・
【考察】「少なくとも1人の人物が写っている写真にのみ機能します。申し訳ありませんが、適切な画像を選択してください。」というエラーに。さすがに人物の背景を透過するツールなので、人物以外のものには適さない。
そして身体の一部分「手」・・・
【考察】単に顔認証という訳ではなく、人物の体の立体部分を読み込めるようなアルゴリズムになっていると予想。
4、無色透明なもので透過
はい!やはり厳しいようです。
そもそも「人物」の背景を透過させるツールのため、この用途以外には適さないようですね!
少しでも参考になればと思いやってみましたw
まとめ
みなさんいかがでしたでしょうか。
ツール自体は英語ではありますが操作性にも汎用性にも優れていて、人物の背景を透過させるのに特化した最強のツールだと思います。
また、PCとスマホの両方に対応しているのは嬉しいですよね!!
今後は有償になるのでは?と思ってしまうほどの便利な背景透過ツール。
このツールを使って実際に作ったのがこのサムネイル画像です。
是非みなさんも使ってみてください^^
最後までご覧いただきありがとうございます。
▽今回ご紹介した背景透過ツールはこちら
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